「投資って難しいから、自分では儲けるどころかお金を失ってしまう」…こんな風に思い込んでいる方は、そこまで珍しくありません。実際のところ、投資方法によって難易度は変わっており、難しいものであればなかなか初心者にはおすすめ出来ません。
一方で、比較的簡単な方法であれば誰でもチャンスがあります。
投資の難易度を決める要素は多く、何をもってして簡単とするかは意見が分かれるところですが、『リスクが低めでルールが簡単』なものであれば、初心者でも始めやすいです。
そしてfxとバイナリーオプションは近年になってよく話題に上がるようになりましたが、これらは難易度に違いがあるのか?このどちらかに興味を持っている方がいたら、一度確認しておきましょう。
fxとバイナリーオプションの基本的な仕組み
- fxの仕組み=外貨の売買を行なってその差益を得る
- バイナリーオプションの仕組み=判定時間後に通貨ペアなどの価値が上がるか下がるかを予測して的中すれば利益を得られる
fxの場合、株式投資に比較的近いかもしれません。たとえばドルが安いときに購入し、価値が上がった時点で売却すれば、その購入時の価格との差額が利益になります。
これは安いときに株を購入し、価値が上がったら売却するのと似ています。
バイナリーオプションの場合、そのルールは特殊に見えるかもしれません。
エントリー時に判定時間を選び、その時間に通貨ペアなどが上がっているか下がっているかを予測します。
総合的に考えるとfxのほうが難易度は高い
総合的に考えた場合、fxのほうがバイナリーオプションよりも難易度は高くなります。
なぜそう言えるのか?以下の点が大きく関係しています。
- 損益の予想がしにくい
- 投入できる金額が大きい
- レバレッジがある
fxでは損益の予想がしにくくなっており、リスク管理がどうしても難しくなります。
都合が良い方に動けば大きな利益を得られる一方、逆の方向に動けば一気に損失が膨れ上がります。
また、投入できる金額もかなり大きいです。バイナリーオプションでは最大でも20万円ほどですが、fxだと億単位でもお金が動かせる都合上、ハイリスクな取引が増えてしまいます。
レバレッジがあるのもfxの難易度を引き上げています。
レバレッジとは自分の資金を証拠金として、何倍ものお金を投入できる仕組みです。
このおかげで少ない資金でも大口の取引ができますが、負けた場合の損失も非常に大きくなり、場合によっては借金を背負うことになります。
バイナリーオプションはルールがシンプルでリスクもコントロールしやすい
バイナリーオプションはfxに比べるとルールがシンプルであり、リスクもコントロールしやすくなっています。
fxではいつ購入していつ売るのかといった駆け引きも必要ですが、バイナリーオプションなら上がるか下がるかを予想できれば大丈夫です。
また、バイナリーオプションではレバレッジがなく掛け金以上の損失は発生しないため、自分でリスクの高低を選べます。
バイナリーオプションも投資である以上は元本割れの可能性もあるものの、それはfxに比べるとかなり低いです。
国内業者と海外業者でバイナリーオプションの難易度は変わる?
「バイナリーオプションならリスクも低そうだし、さっそく始めてみたい!」と考える方もいますが、まずはどの業者を使うかをしっかり検討してください。
特に国内業者か海外業者かの違いというのは、バイナリーオプションのルールを大きく変えます。
日本ではバイナリーオプションに対して規制があり、先ほど触れたルールに比べるとかなり複雑化しています。
簡単なルールで手軽に投資できることからギャンブル性が高いとみなしており、現在は別物と言えるルールになりました。
デモトレードでどちらが合うかを確かめるのもいい
ここまでお読みになって「それでもまだ決められない…」とお悩みの方がいましたら、デモトレードでどちらが合うのかを確かめてみましょう。
幸いなことにfxとバイナリーオプションを取り扱う業者はお試し機能を用意していることも多く、リスクなしで練習ができます。
なお、デモトレードは実際に口座を作った後も利用できることから、新しい手法をテストする場合にも役立ちます。
fxもバイナリーオプションも日々の積み重ねがとても大事ですから、安定して利益を得たいならデモトレードを活用してください。
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