バイナリーオプションはFXの派生として生まれた取引方法であり、主に通貨ペアを活用して利益を出します。しかしそのルールについては大幅に簡略化されていると考えてよく、特に海外業者であれば「上がるか下がるかを予想するだけ」と表現されることも多いです。
そしてバイナリーオプション業者は複数の通貨ペアを取り扱っているように、どれを利用するかで取引結果も変わります。
通貨ペアの動きを比較すると分かりますが、どれも独自の動きをしているため、自分の得意な通貨ペアを探すことも大事です。
そうなると通貨ペアが多いほど選択肢も増えると言えるのですが、それの数については業者ごとに差があります。
ジェットオプションは取扱銘柄が少ないとしばしば指摘されているので、実際はどうなのかを見ていきましょう。
ジェットオプションで利用できる通貨ペア一覧
まず最初に、ジェットオプションで利用できる通貨ペア一覧を確認してください。
- USD/JPY
- EUR/JPY
- EUR/USD
- GBP/JPY
- AUD/JPY
- GBP/USD
- AUD/USD
ジェットオプションでは上記の7種類の通貨ペアが用意されており、有名どころについては一通り揃っています。
一方でマイナーな組み合わせがなく、そうした通貨ペアがお好きなら物足りなく感じるかもしれません。
初心者であれば「むしろ通貨ペアが少ないほうが選びやすそう」と感じるかもしれませんが、慣れてくるといろんな銘柄を試したくなるため、ジェットオプションは初心者向きな方です。
通貨ペア以外は用意がない
近年のバイナリーオプション業者は通貨ペア以外も取り扱っている場合が多く、先物や株価指数などでも取引ができます。
これらも通貨ペアに比べると独自の動きをするため、「今は通貨ペアの動きが鈍いから、少し変えてる」場合に便利です。
ジェットオプションでは先ほど触れた通貨ペア以外は一切用意されていないため、銘柄数が少ないです。
通貨ペアが一番使うことが多いのも事実ではありますが、選択肢が多くて困る人は少ないです。
ジェットオプションは過去に銘柄の追加なども特に行なっていないように、今後の拡充についてもあまり期待出来ません。
有名な業者との通貨ペア数比較
「ジェットオプションは通貨ペアが少ないって言われてるけど、本当にそこまで差があるの?」と気になる方はいませんか?そこで、人気の高い業者であるハイローオーストラリアと通貨ペア数を比較してみました。
- ジェットオプション=7種類
- ハイローオーストラリア=17種類
ジェットオプションはマイナーな業者だから…と考えるかもしれませんが、それにしても10種類もの差があるのに驚きます。
それにハイローオーストラリアには仮想通貨などの銘柄も揃っているため、それらも合算すればさらに差が出ます。
銘柄数の豊富さを考えるならジェットオプションを選ぶメリットはありません。
ペイアウト率も特別良いわけではない
仮に通貨ペアの数が少なくとも、ペイアウト率が良ければ問題ない…と言いたいところですが、ジェットオプションはペイアウト率もさほど良くありません。
決して悪い水準ではないものの、通貨ペアの少なさを補えるほどの魅力はありません。
こうしたペイアウト率はキャンペーンなどで増加する可能性はありますが、一時的に増えたとしても常に高めの数値を維持しているところのほうが総合的な利益が増えます。
「今ならお得だから」と始めるのではなく、普段のペイアウト率を意識してチェックしましょう。
どの業者もスプレッド付きの取引ルールだとペイアウト率が高くなりますが、予想が難しくなるので長期的な目線だとおすすめはできません。
高倍率ボーナスも実は問題あり?
ジェットオプションでは初回入金ボーナスが用意されており、最大で入金額の100%ものボーナスが付与されます。
これは有名業者に比べても高い倍率であり、一見するとジェットオプション最大の魅力です。
しかし、この高倍率ボーナスには問題があります。
それは「ボーナスを出金するにはボーナス額の20倍の取引が必要」という条件であり、高額なボーナスを受け取ると出金条件が飛躍的に厳しくなってしまうのです。
ボーナスの受け取りを拒否するユーザーも多く、せっかくの強みが活かしにくいのが現状です。
シンプルな取引画面以外の強みに乏しい
ジェットオプションは悪い点ばかりが目立ちますが、一応はシンプルな取引画面という強みがあります。
有名業者は高機能化を進める傾向があるものの、ジェットオプションは最低限の機能しか配置されていないので、余計な機能が不要です。
それだけ使える機能が少ないとも言えるので、ジェットオプションを選ぶなら口座開設は慎重に判断してください。
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