投資というのは、できるだけ手間を減らすのが好ましいです。とくに本業があってその片手間でお金を増やそうと考える場合、手間が多すぎると本業に影響が出てしまいます。だからこそ、投資は自動化が進められやすい分野です。
よってバイナリーオプションもそうした自動化を望む人は多く、「自分はほとんど何もせずに勝手に稼げないかな…」と考える事が多いと思います。
そして、それを実現するのが自動売買ツールだとされています。
ただし、自動売買ツールは利用を禁じられているケースが多く、気になっていたとしても簡単には導入できません。
バイナリーオプションの自動売買ツールとは
「そもそもバイナリーオプションの自動売買ツールってなんなの?」
と気になる方向けに解説するとしたら、こちらは文字通り自動でバイナリーオプションにエントリーしてくれるツールとなります。
一度設定すればあとは勝手にシステムが売買してくれます。
そして自動売買ツールには高い勝率を掲げているものが多く、90%以上なんて数値を見ると非常に魅力的に感じるかもしれません。
実際に90%の勝率をずっと維持できた場合、あっという間に高額な資産を形成出来ます。
一方でバイナリーオプションを提供する側からすれば安易に勝たれすぎると利益にならないことから、自動売買ツールを禁じているところは多いです。
手動で高い勝率を維持するのは難しいものの、自動売買ツールなら誰でも実現しやすいのが問題です。
bi-winningでも自動売買ツールは使用禁止
bi-winningの規約を確認すると分かるように、ここでも自動売買ツールは使用が禁じられています。
その理由については先ほど触れた通りであり、誰でもこれが使えるようになればbi-winningは営業が続けられなくなります。
「そもそも自動売買ツールを使っているかどうかはどうやって判別するの?」と気になるかもしれませんが、バイナリーオプションでは業者側が不正だと判断したらすぐに凍結ができるようになっています。
理不尽かもしれませんが、これは金融犯罪などを防ぐ意味でも必要な対応となっています。
バレないと謳う自動売買ツールもハイリスク
自動売買ツールも業者からマークされているのを理解しているのか、中には業者にバレないことを宣伝しているツールもあります。
「バレないなら安心なのでは?」と感じますが、ハイリスクだと考えましょう。
やはり人間が行う取引に比べると不自然さはありますし、そもそも自動売買ツールには詐欺商品が多すぎるという問題点があります。
つまりバレないような対策をしているとは限らない上、そもそも高い勝率を実現することもできない…
そういった商品も珍しくありません。
本当に儲けられるツールなら人に売るよりも自分で使ったほうがいいため、自動売買ツールというだけで怪しむほうが安全です。
テクニカル分析ツールを使うだけなら問題ない
たまに自動売買ツールと混同される方がいますが、テクニカル分析ツールを使うだけなら問題ありません。
自動売買ツールと連携できるテクニカル分析ツールもありますが、自動売買機能さえ使わないなら凍結の理由にはなりません。
テクニカル分析ツールはあくまでも相場の動向を分析するものであり、エントリー自体は自分で行います。
インジケーターを使えばそのタイミングも分かりやすく表示してくれますが、最終的に操作しないといけないのは自分なのです。
「このツールは使ってもいいのかな?」と悩んだら、自動でエントリーするかどうかを基準に判断しましょう。
bi-winningは口座凍結の事例が少ないが過信してはいけない
そもそも「bi-winningなら自動売買ツールが使えるのでは?」なんて期待する人がいる背景には、bi-winningは口座凍結の事例が少ないという点が関係しています。
ほかの有名業者は口座凍結が意外と多いのですが、bi-winningでは明らかにそういう報告が少ないです。
その理由は、bi-winningはまだ運営開始から日が浅いというのが関係しています。
2021年からスタートしただけあって大手業者と比較すると利用者自体も少なく、そうなると口座が凍結されたという人も少ないのは当然です。
ただ、それは口座凍結がないという事実にはつながりません。
利用規約にも凍結の可能性について言及しているように、不正利用が発覚すれば口座は凍結されると考えてください。
どんな業者を使う場合でも自動売買は考えなくていい
bi-winningもそうですが、他の有名業者も自動売買ツールは禁止しています。
よって「自動売買ツールが使えるところがいい」という考えはしないように。
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