バイナリーオプションではさまざまな手法があり、日々多くの人がいろんな方法を試しています。
なお、バイナリーオプションではデモトレードを用意した業者も多いため、試すだけならお金はかかりません。
そして手法の中には面白い名前のものがいくつかあり、その中でも『モンテカルロ法』というのはひときわ目立つ名称だと言えます!
そこで今回はこのモンテカルロ法とは何なのか、そしてバイナリーオプションで役立つのかどうかを調べてみました。
モンテカルロ法って?
モンテカルロ法とは本来はカジノなどで使われる手法であり、簡単にまとめると『エントリーの結果に応じて投資額を変更する』というものです。似たような手法にマーチンゲール法がありますが、そちらに比べるとやや複雑な内容となっています。
- 1から順に数列を作る
- 両端の数字の合計を投資額とする(1、2、3の数列なら1+3で4000円)
- 負けた場合は数列に投資額の数字を追加(1、2、3、4となる)
- 2と同じように両端の数字の合計を投資する。これを勝つまで繰り返す(1+4で5000円)
- 勝った場合は両端の数字を消す(2、3)
- 数列の数字がなくなるか1つになったら終了
なんだかややこしく見えますが、基本は数列の両端を足した金額でのみ投資するため、慣れるとそこまで難しくありません。
モンテカルロ法のメリットとデメリット
モンテカルロ法だけでなく、他の投資の仕方のメリットやデメリットなども覚えて、少しでも有利に取引を勧めるようにしておきましょう!
モンテカルロ法のメリット
モンテカルロ法のメリットは、理論上は最終的に【利益になる】と言う事。
しかしあくまで理論上なので、モンテカルロ法取引だけでなく、為替の動きをちゃんと予測して戦略を考えていかないといけません。
理論上というのは他には無い方法なので逆にこの取引を好んで利用する人も多いです!
モンテカルロ法のデメリット
まずモンテカルロ法を使うと下記の様なデメリットが発生します。
- 資金を多く所持しておかなければならない
- 利益が少ない
- 最終的な利益の【最終的】がいつ最後なのか分からない
このモンテカルロ法で利益を得ようとするのには【資金】が必要と言える事、それが一番のネックです。
バイナリーオプションでは正直使いにくい
というのも、これを実践するには『何度か負けても余裕があるほどの投資資金』が必須であり、この前提条件を満たすこと自体が大変です・・・。
また、モンテカルロ法は利益の倍率が大きい場合に力を発揮するので1.80倍前後のペイアウト率が多いバイナリーオプションでは力を発揮しにくいです。
結論をまとめると、バイナリーオプションで使える状況は限られているでしょう。
ギャンブルと投資では有効なテクニックが異なる
モンテカルロ法はあくまでもギャンブルの中で生まれたテクニックであり、投資であるバイナリーオプションで使うことは想定していません。
バイナリーオプションはプロでも勝ち続けることはできません。
勝率が高いエントリー方法を知っていれば、モンテカルロ法を活用することで損失を取り戻す可能性はあるでしょう。
実際のモンテカルロ法での取引実績
実際にシュミレーション形式で下記の様な条件で取引を行ったとしてみましょう。
- ペイアウト率は2倍の設定
- 数列は「1,2,3,4」でスタート
- 数字×1,000円を投資額にする
取引回数 | 数列 | 投資金額 | 勝敗 | 数列変化 | 損益 |
1回目 | 1,2,3,4 | 5,000円 | 勝 | 無し | +10,000円 |
2回目 | 2,3 | 5,000円 | 負 | 2,3,5 | +5,000円 |
3回目 | 2,3,5 | 7,000円 | 負 | 2,3,5,7 | -2,000円 |
4回目 | 2,3,5,7 | 9,000円 | 勝 | 無し | +16,000円 |
5回目 | 3,5 | 8,000円 | 負 | 3,5,8 | +8,000円 |
5戦をこなして、利益は投資額【34,000円】に対して損益額は【37,000円】、つまり+3,000円という結果です。
ちなみにハイローオーストラリアでモンテカルロ法を用いるメリットですが
- 勝ち越さなくても利益が出る
- 掛け金が上昇しにくい
- 少ない資金で回していける
ハイローオーストラリアはペイアウト率が他のバイナリーオプション業者と比較しても高い事から、少ない資金でも利益を得やすいです!
逆にペイアウト率が低い業者だと利益をあまり出せず、トントン・もしくはマイナスになる可能性が高いです。
バイナリーオプション【モンテカルロ法】まとめ
以上が、バイナリーオプションでモンテカルロ法は使えるのかどうかまとめです。
実践するまでに覚えてしまえば誰でも実践は可能ですが、バイナリーオプションに対しては【資金がある程度ある】状態からでないと中々効果を発揮出来ないのではないかと思います。
上記でも記載したように【ギャンブルの中で生まれたテクニック】なので、当然ギャンブル要素が強いので余裕がある時じゃないと中々活用するのは難しい方法です。
もっと別の手法を探している方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
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